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インターンシップ(UNIDO)

インターンシップ

2017/10/25
グローバル・スタディーズ研究科   大橋 佑


実施期間:2016年10月20日(木)~11月4日(金)
行先:国連工業開発機構 東京投資・技術移転促進事務所(UNIDO・ITPO)、国連大学、東京ビックサイト


 本報告書は、筆者が2016年10月20日~11月4日までの期間に、国連工業開発機関東京投資・技術移転促進事務所(UNIDO・ITPO)にて行ったインターンシップ活動の記録である。上記の期間、筆者は東京渋谷区の国連大学ビル内に入るUNIDO・ITPO東京事務所にて、主に2つの業務を行った。一つは、国際開発ジャーナルが主催する「国際協力キャリアフェア」においてUNIDOが設置するキャリア相談ブースの運営補佐業務、もう一つは、日本能率協会と化学工学会が主催する「Smart Engineering TOKYO 2016」においてUNIDOが設置するブースでの、日本企業とアジア5か国の政府代表者間の商談における通訳・商談補佐業務である。前者の業務においては、国連機関や開発コンサルタント、国際NGO、内閣府、JICA等が人材を募集する際の相談・面接時の状況に居合わせることができ、ブースの運営に携わるとともに、自身のキャリア形成のために必要な情報を、実際に各ブースを回りながら沢山収集することができた。

 主要業務であった「Smart Engineering TOKYO 2016」の企画に関連した業務では、同イベントにおいてUNIDOのブースを設置するとともに、日本企業・外国政府関係者間の商談会に国際機関の一インターン生として参加し、UNIDOが招聘した外国政府からのゲストに帯同しての通訳業務や、日本と諸外国の政治・経済等の最新情勢を双方に解説する商談補佐業務に携わった。また、各国政府関係者の同イベントにおける講演会の運営にも携わった。同イベントでは、UNIDOはインドネシア、モンゴル、フィリピン、イラン、ミャンマーのアジア5か国から政府関係者を招聘した。現在各国は廃棄物処理・環境汚染対策分野において喫緊の課題を抱えており、そうした課題解決のため、日本企業が有する経験と先進的な技術を各国に移転し、投資を促進していくための商談が開かれた。開催期間中、筆者はモンゴル政府関係者の方に帯同し、上記の業務を遂行した。自身がこれまでに積み重ねてきた様々な知見を活かし、商談の際の業務には十分対応できた。日本企業・外国政府双方のゲストやUNIDOの職員の方々にも、情報収集能力や語学力、企画遂行能力を高く評価していただくことができた。高度に専門的な工学・科学分野の企画・業務であったが、最新の国際情勢に触れることができるグローバル・スタディーズ研究科での学び、文理の諸分野を超越したGRMの包括的な教育プログラムでの学びを十分に実務で生かすことができ、理系分野を扱う内容の業務でも十分に対応できた。

 文書作成業務が非常に多く与えられる国際機関においては、和英を問わず報告文書を速やかに作成する能力が求められる。国際機関では、ポストを問わず多岐にわたる業務が次から次に与えられていく。今後は諸外国語の修練に励むとともに、様々な業務を丁寧かつ速やかに行う訓練を積んでいかなくてはならないと実感した。これまでイメージや話を通してしか知ることのなかった国際機関の業務に、短期間でありながら実際に参画することができたことは非常に貴重な経験であり、本インターンシップ活動中に得た様々な成果と課題に、今後も忘れることなく向き合っていきたい。