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コモン演習Ⅱ

テーマ:カンボジア:後発開発途上国からの脱出
    Getting out from the least developed country

 

カンボジアの経済は、クメール・ルージュ政権、および後の内戦の期間に完全に落ち込んだ。内戦が終結し、新政権が設立された1993年以降、復興開発計画により安定した経済体制づくりと貧困削減などをめざしている。現在、カンボジア政府は国家戦略開発計画2014-2018NSDP)を進めている。NSDP企画時、カンボジアの一人当たりのGDP1000USDで、後発開発途上国ぎりぎりのラインであった。ここから抜け出すことは、すなわち外国からの援助も打ち切られる。また、NSDPの課題にはASEAN市場への参入もある。多くの意味で基礎が弱いカンボジアでは注意深く開発を進めなくてはならない。NSDP戦略年度が終わりに近づいている2017年、達成できたものは何か。そして次の戦略はどのようなものか。

【グループワーク課題】
カンボジアのNSDP2014-2018と現状を調べ、達成したものを見つけ、開発を遅らせる/止める問題を探る。現状を改善する解決策を立てる。解決策は、複数の視点から検証され、正確かつ実行可能なものであること。

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  スケジュール
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4月 - 7月
グループに分かれディスカッション
定期的に担当教員による進捗確認、アドバイス

4月27日  招聘者による講義
 小林 知 准教授(京都大学東南アジア研究所)
 "Social dynamism of Cambodian rural communities since 1979 -Beyond 'Center and Periphery'-"

5月11日  招聘者による講義
 宮崎 清隆 氏(JICA)
  "JICA's activities in Cambodia -From Restoration & Rehabilitation  to Improvement-"

5月18日 グループ中間発表1

6月22日 グループ中間発表2

7月28日 最終発表

 

コモン演習
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