1月28日～30日にかけて、Group Work PracticeⅡの集中講義が実施されました。

Group Work PracticeⅡでは、グループワークを通じてプロジェクトの立案から情報収集、課題の設定、解決策の提案までの手順を学びます。今回はフィリピンの水問題をテーマに、留学生を含む5名の履修生が参加しました。

当初びわこリトリートセンターにて2泊3日で実施の予定でしたが、初日は大雪で移動ができなかったため、急遽予定を変更し烏丸キャンパス志高館で実施しました。科目担当の上田先生から今回の課題が発表された後、フィリピン出身のGines先生(高等研究教育院)から、フィリピンの水事情や背景知識について講義を受け、ターゲットとする地域の選定とその地域が抱える問題点について調査を開始しました。

2日目は、雪の積もったリトリートセンターに移動。小山田先生(グローバル・スタディーズ研究科)から開発における課題について講義を受けた後、それぞれが情報収集を進めると共に、夜遅くまで議論を重ねながらグループワークに取り組みました。 最終日には、グループワークの成果を英語で発表し、先生方からフィードバックを頂きました。限られた時間ではありましたが、それぞれの専門分野の知識や経験を活かしながら、集中して課題に取り組むことで、学生同士の協働による連帯感も一層強まったことと思います。

この科目に続いて履修する演習科目、2023年度春学期開講の「Group Work PracticeⅢ」では、フィリピンを訪れる予定です。この科目で学んだ内容や得た知見を活かし、現地の課題と現状に触れるだけでなくグループワークを行います。