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On-site Group Work: ダイキンTIC訪問

2023年7月21日に大阪府摂津市のダイキン工業株式会社テクノロジー・イノベーション・センター(TIC)でGRM科目「On-site Group Work」の事前講義が行われました。

この科目は、「国内または海外の現地に学ぶ、現地が抱える課題から学ぶ」ことを重要視していて、GRMコースの根幹を成す科目です。今年度は、ASEAN諸国の中でも特に空調市場の発展が見込まれるフィリピンをフィールドに設定しました。本学と包括協力関係にあるダイキン工業株式会社の他、フィリピン大学ディリマン校、ロスバニョス校、ダイキン工業フィリピン社、フィリピン地方政府の協力も得て、産学官連携の新たな取り組みとして実施します。本学の大学院学生11名とダイキン社の若手社員4名が、文理や所属、専門分野の壁を越えて共修します。人文/社会科学と自然科学の知識を統合し、課題を発見して解決する知恵を身に付けることに加え、協働による「3C(Critical thinking, Creativity, Conscience)」の実践、鍛錬を目的としています。

ダイキンTICでは、会社概要、空調事業のグローバル展開の他、環境課題への取組などに関するプレゼンテーションを英語で受けた後、1階のミュージアムと3階のオープンラボを案内いただき同社の商品と技術の歴史、企業風土について学びました。

学生とダイキン社員の方々が顔を合わせるのはこの日が初めてでした。最初は緊張した様子も見られましたが、TICを見学するうちに徐々に緊張も解けたようで、「フィリピンで現在使用されているエアコンはどのようなものが主流であるか。」「海外での市場規模は今後どれくらい拡大する見込みであるのか。」など多くの質問が出され、良い交流の場となりました。

オンサイト実習
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