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自立に向けての歩み―あれから21年が経ったけれど―

GRM Lecture Series
主催:同志社大学グローバル・スタディーズ研究科
共催:GRM
日時:2015年7月21日(火) 18:30~20:00
会場:志高館SK101教室
講師:ガテラ・ルダシングワ・エマニュエル氏、ルダシングワ真美氏

[講師略歴]
■ガテラ・ルダシングワ・エマニュエル氏:
1954年、ルワンダ共和国ギソジ生まれ。幼い頃、治療ミスのために右足が麻痺し、障害者の施設で育つ。1980年代、ルワンダの紛争を避けるためにケニアに逃れ、アフリカ民芸品を卸しながら過ごし、パートナーの吉田真美氏と出会う。1994年のルワンダ大虐殺終結後、ルワンダに戻り、1996年にNGOムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクトを設立。現ルワンダ・ブルンジ事務所代表。

■ルダシングワ真美氏
1963年神奈川県茅ヶ崎市生まれ。英語の専門学校卒業後、約6年間会社員として勤務。1989年、ケニア・ナイロビにあるスワヒリ語学校に半年間留学し、その後東アフリカを旅行中に、パートナーのガテラ氏と出会い、ルワンダ内戦やルワンダの障害者の状況を聞き、義肢装具士になることを決意。1992年より横浜の義肢製作所に弟子入りし、5年の修業を経たのち、義肢装具士の国家資格を取得。1996年、ガテラ氏と共にムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクトを設立。現日本事務所代表。


[講演内容]
ムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクトは1997年から、ルワンダのキガリ市で障害者支援のための義肢製作を行っています。現在までに延べ8000人ほどに義肢装具・杖・車いすの無償配布を行ってきました。また、2000年からは隣国ブルンジでも同様の活動を展開しています。
ルワンダでは、植民地支配を背景とする1994年の民族紛争により、100万人以上の人が殺され、また多くの人が紛争に巻き込まれ障害を負いました。
今回の講演では、ルワンダで活動するルダシングワご夫妻をお招きし、同国の歴史・文化を紹介していただくとともに、日本ではあまり報道されていない虐殺後の復興について、さらに、なぜワンラブ・プロジェクトを始めるに至ったか、またその活動内容などについてお話いただきます。
最近の日本では、ルワンダの虐殺後のことも少しずつ報道されるようになっていますが、今回は、現実と現場からの視点で、ルワンダのこと、同プロジェクトの活動のことを紹介していただきたいと思います。講演の際は、ルワンダで撮った写真や映像も上映します。


入場無料・申込不要
問い合わせ先:
Tel.075-251-3930
E-mail: ji-gs@mail.doshisha.ac.jp

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