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コモン演習Ⅱ|最終発表

GRMコモン演習Ⅱ

テーマ:Disaster Prevention and Information Dissemination

防災プログラムには、さまざまな視点から多種多様な対策と解決策が必要です。堤防や耐震建造物といった防災建設は一般的ですが、これらのいわゆるハードソリューションは社会の絶対的な安全を保障するものではありません。人間が活動する場所で災害が発生するため、避難計画、救助計画といった工学技術に頼らない術や、それらを支援する組織連携が被害拡大を防ぐために重要です。緊急時において、災害情報の伝達がより多くの人を救えるかどうかの要因のひとつになります。迅速な情報の普及のために、強靭なシステム構築が必要になります。しかし上記の一般的な見解と同様に、通信インフラを構築するだけでは不十分で、公共機関や地域社会との連携が求められます。正確で且つ迅速な情報無しでは適切な避難や救助は成り立ちません。したがって、技術とコーディネーションの両方が不可欠です。

緊急事態に向けたコミュニケーションシステムの構築や、ネットワークを介した情報伝達を使用する体制を学生に問います。それに向け、防災の基礎知識や情報伝達、組織連携に関する講義を行います。

【グループワーク課題】
調査対象となる地域と、その地域に関連した災害または緊急事態をピックアップする。その状況から、社会的な被害を最小限にする解決策を考案する。正確で迅速な情報伝達を実現するためのコミュニケーションシステムの体制と、上記の情報を活用し適切な対策を実現するための連携体制を含むこと。

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  スケジュール
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4月 - 7月
グループに分かれディスカッション
定期的に担当教員による進捗確認、アドバイス


●招聘者による講義

京都大学 防災研究所  牧 紀男 教授

 4月17日
 "What is disaster and disaster management?"
 5月8日
 "Command and Control, Common Operational Picture; Disaster response to
the 2011 Great East Japan Earthquake Disaster"


5月31日 グループ中間発表1

6月28日 グループ中間発表2

7月26日 最終発表
 

コモン演習
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