For International
Students

GRM Students’ Reports

GRM履修生活動レポート

GRMプログラム成果報告書

グローバル・スタディーズ研究科 Miriam Caryl Carada


GRMプログラムは学際的なプログラムであり、グローバルスタディーズ研究科に所属する私のような学生は、工学分野のコースや活動に携わります。プログラムを通して、インターンシップ、現地での実践、フィールドワークを含む一般的なコースに参加したりすることもできます。また、合同セミナーに参加したり、さまざまな専門分野の学生や専門家と協力したりする機会もありました。

2014年9月にプログラムに参加したとき、プログラムの性質を理解し、他研究科の学生と出会い、新しい知識を習得するために、九州でのオンサイトプラクティスに参加しました。九州を訪れ、地熱エネルギーなどのさまざまなエネルギー源についての知識を得ました。また、このプログラムおよび他の主要なプログラムの学生に会うこともできました。私の最初のオンサイトプラクティスでは、さまざまな分野の専門知識を組み合わせ色々な問題を解決するための様々な分野に特化した学生の豊かな多様性を実感しました。

 2014年12月、2015年4月、2015年9月に、東京、仙台、フィリピン、米国での現場実践とフィールドワークに参加しました。私の研究は、「フィリピンの災害脆弱コミュニティにおけるレジリエンス構築におけるエコツーリズムの役割」という題です。この研究は、災害脆弱地域におけるコミュニティレジリエンスへのエコツーリズム事業の貢献を調査します。私が開発したフレームワークである「エコツーリズムに関与する災害に弱いコミュニティの回復力指標」を通じて、ビジネスの貢献を調査しました。現場での実践とフィールドワークを通じて、フィリピン、国連、世界銀行の災害管理についてさらに研究し、学ぶことができました。並行して、コラボレーション、研究のスキルを向上させることもできました。多様な人々のグループと連携し、さまざまな組織と調整をして、プロジェクトの提案を作成し、聴衆の前でプレゼンテーションを行うことができました。

2015年11月から2016年2月に、私はフィリピンのASEAN生物多様性センター(ACB)でビジネスと生物多様性について学びました。 ACBを通じて、エコツーリズムビジネスとエコシステムサービスにさらに慣れることができました。インターンシップ中、私は2016年11月にタイのバンコクで開催された生物多様性に関するASEAN会議に参加し、開催を支援しました。ビジネスおよび生物多様性ストリームの組織に参加して、さまざまな組織と協力し、話し手とコミュニケーションを取り、調査、スケジュールを調整する役割を与えられました。インターンシップを通じて、私は国際会議の組織化、ネットワーキング、コミュニケーションのスキルを磨くことができました。さらに、私はフィリピンのいくつかのエコツーリズムのサイトを訪問することができ、インターンシップ中に私の論文のケーススタディを選択することができました。

2016年9月、私はバルカン地域のグローバルキャリア開発プログラムに参加しました。プログラムには、アカデミック、国際組織、および民間企業グループの3つのグループがありました。私が民間企業はどのように機能しているかを把握するために、民間企業グループに参加しました。選ばれた会社は、セルビアにある三菱ベオグラード連絡事務所です。2018年3月にインターンとしてオフィスに戻った民間企業の雰囲気に没頭できるように、プログラム中に化学ビジネスに精通するように命じられました。バルカン地域の新しい化学事業のための行動計画を作成しました。タスクは主に化学ビジネスに対処することですが、投資などの他のビジネスストリームを探索する機会も与えられました。インターンシッププログラムの期間中、私は技術的なスキルを学ぶだけでなく、コミュニケーションスキルを向上させることもできました。さらに、GRMの学生として得たグローバルな知識を、オフィスのマネージャーの現地の知識と統合し、インターンシップ全体で活用することができました。

 要約すると、GRMプログラムは普通の博士課程プログラムではありません。私は、問題や研究に対する色々な視点やアプローチを持つさまざまな人々に接していました。さまざまな分野の研究者の問題解決アプローチの違いを見て、学んだアプローチで問題を解決するために得た知識を組み合わせる機会がありました。問題解決の知識と理解を広げました。典型的なプログラムでは、1つのレンズ(私の場合はグローバルスタディレンズ)に焦点を当てて問題を解決していました。しかし、GRMプログラムの一環として、私は視野を拡大しました。特定の分野に偏るのではなく、私が抱えている問題の解決策を生み出す相乗効果を生み出すことを学びました。

研究活動・その他
一覧に戻る